マニュアル / 指導文書

指導文書

口腔機能実地指導の情報提供文書(A4・1枚)を作成し、印刷・共有する手順を説明します。定型文と処方内容の自動転記により、診療の合間に患者さまへ渡す文書を仕上げられます。

文書の構成と保存のしくみ

文書は患者詳細の 指導文書を作成 から作成します。画面上部に「口腔機能実地指導の情報提供文書(A4・1枚)を作成します。プレビューを開いた時点で同日分が自動で上書き保存されます。」と表示されるとおり、保存の操作は不要で、プレビューを開いた時点で保存されます。同じ日に作り直した場合は同日分が上書きされます。

文書は次のセクションで構成されます。入力のないセクションはPDFに出力されません。

本日の問題・評価定型文チップとチェックリスト項目、自由記述
本日行った指導指導内容6分類のチェックと自由記述
ご家庭で行う内容有効な処方から自動転記。補足メモを追記可
次回までの目標・注意点定型文チップと自由記述
実行状況・検査値スイッチで記載の有無を選択
署名欄保険医療機関・主治歯科医師名・指導歯科衛生士名

文書を作成する

  1. 患者詳細で 指導文書を作成 を押します。

  2. 本日の問題・評価 を選びます。

    定型文(複数選択可)から該当するものを押します。定型文は次の8種です: 安静時にお口が開いていることが多くみられます舌の位置が低い状態(低位舌)がみられます飲み込むときに舌が前に出る癖がみられます口で呼吸をしていることが多くみられます口唇を閉じる力が弱い状態です舌の力(舌圧)が弱い状態ですかむ回数が少なく、丸のみの傾向がみられます発音に置き換えやゆがみがみられます

    チェックリスト評価を記録済みの患者では、チェックリスト項目 の折りたたみを開くと、最新評価の該当項目をそのまま文書に入れられます。自由記述欄も使えます。

  3. 本日行った指導 にチェックを付けます。

    項目は 舌の位置・舌運動口唇閉鎖訓練咀嚼訓練嚥下訓練発音・構音訓練食事・姿勢・生活指導 の6つです。

  4. ご家庭で行う内容 を確認します。

    「現在の処方内容(自動取得)」として、有効な処方の種目・数量・頻度が自動で入ります。有効な処方がない場合は「有効な処方がありません」と表示されます。補足メモ(任意)に注意事項を追記できます。

  5. 次回までの目標・注意点 を選びます。

    定型文は次の7種です: 毎日の継続を目標にしましょうお口ぽかんに気づいたら閉じることを意識しましょう食事のときによく噛むことを意識しましょう装置の装着時間を守りましょう姿勢を正して行いましょう保護者の方の声かけをお願いします次回来院時に検査を行います

  6. 記載オプションを選びます。

    実行状況を記載する をオンにすると、直近30日の種目ごとの実施日数(例: ポッピング 24日 / 30日)がPDFに追加されます。当日の検査記録がある場合のみ 本日の検査値を記載する が表示され、はじめからオンになっています。

  7. 署名欄 を入力し、プレビューを確認 を押します。

戻る指導文書を作成
田中 太郎 さん
口腔機能実地指導の情報提供文書(A4・1枚)を作成します。プレビューを開いた時点で同日分が自動で上書き保存されます。
本日の問題・評価
定型文(複数選択可)
安静時にお口が開いていることが多くみられます 舌の位置が低い状態(低位舌)がみられます 口唇を閉じる力が弱い状態です 口で呼吸をしていることが多くみられます
チェックリスト項目(3)
その他の問題・評価(自由記述)
※ 入力なしのセクションはPDFに出力されません
本日行った指導
舌の位置・舌運動
口唇閉鎖訓練
咀嚼訓練
ご家庭で行う内容
現在の処方内容(自動取得)
ポッピング10回 × 1セット ─ 1日2回
あいうべ体操10回 × 1セット ─ 1日3回
指導文書の作成画面(上半分)。定型文はチップを押して選びます。
次回までの目標・注意点
毎日の継続を目標にしましょう お口ぽかんに気づいたら閉じることを意識しましょう 保護者の方の声かけをお願いします
実行状況を記載する
直近30日の種目ごとの実施日数をPDFに追加
本日の検査値を記載する
舌圧 28.5kPa / 口唇閉鎖力 9.2N
署名欄
保険医療機関
やまだ矯正歯科
主治歯科医師名
山田 太郎佐藤 花子
指導歯科衛生士名
歯科衛生士名を入力
プレビューを確認
作成画面(下半分)。署名欄を確認してからプレビューへ進みます。

署名欄が不足しているとプレビューへ進めず、「医院を選択してください」「主治歯科医師名を選択または入力してください」「指導歯科衛生士名を選択または入力してください」のいずれかが表示されます。医師・衛生士の名前を毎回入力せずに済ませるには、後述の文書設定に登録します。

プレビュー・印刷・共有

プレビューを確認 を押すと、A4のレイアウトで文書が表示され、この時点で同日分が保存されます。画面下部のボタンで出力します。

印刷端末に設定されているプリンタへ印刷します
共有PDFをOSの共有メニューで送ります(メール・保存など)
閉じるプレビューを閉じます。文書は保存済みです
「作ったつもりで保存されていなかった」を防ぐため、保存はプレビュー表示の時点で完了しています。閉じたあとも文書履歴からいつでも印刷・共有できます。

文書履歴

作成した文書は、作成画面の 文書履歴 に日付順で並びます。はじめは3件表示され、もっと見る で続きを表示します。

当日の文書がまだなく過去の文書がある場合は、前回の選択状態(定型文・チェック・署名欄)が自動で引き継がれた状態で作成画面が開きます。定期指導で毎回ゼロから選び直す必要はありません。

文書設定(医院別)

署名欄に使う正式名称と担当者リストは、設定 タブの 文書設定(医院別) で医院ごとに登録します。

  1. 医院が複数ある場合は、上部のチップで対象の医院を選びます。
  2. 文書用正式名称 に保険医療機関としての名称を入力します。空欄の場合は医院名がそのまま使われます。
  3. 主治歯科医師歯科衛生士 に担当者名を追加します。入力欄に名前を入れて追加ボタンを押します。同じ名前を重ねて登録すると「同じ名前がすでに登録されています」と表示されます。
  4. この医院の設定を保存 を押します。保存されると「{医院名}の文書設定を保存しました」と表示されます。
設定
文書設定(医院別)
やまだ矯正歯科
文書用正式名称
保険医療機関名(省略時は医院名を使用)
主治歯科医師
山田 太郎
医師名を追加+
歯科衛生士
衛生士名を追加+
この医院の設定を保存
設定 → 文書設定(医院別)。ここで登録した名前が署名欄のチップに表示されます。